有料コミュニティの意義?

何かしらのコミュニティーを作成するときに、迷う要素が1つある。

それは料金だ

私は、インターネット上の有料のコミュニティーには入ったことがないが、なんだか有料にする意義がわかった。気がするので、アイデアを書き留めておこうと思う。

コミュニティー運営の邪魔者を排除する

まず無料でコミュニティーを運営する場合、逆に求められる質が高くなってしまう可能性がある。

と言うのも、今の時代無料でクオリティーが高いコミュニティーはたくさんある。

例えばYouTubeで有益な情報を高頻度で発信している人もいるし、ブログもそうだし、ラジオ感覚で音声を投稿するプラットフォームもある。

場所には、有益な情報が集まってきて、見たい人は無料で見ることができる。

この感覚がそのまま素人が発信しているコミュニティーにも適用されてしまう。隣を見れば高品質なコンテンツがたくさんあるのだから、みんなそっちのほうに行ってしまう。

つまりハードルがとても高い。

一方で、どんな場所でも良いが、例えば趣味レベルでちょっとした技術を持っている場合を考えてみる。

例えばギターが少し上手い人で他の人に教えながら自分も成長したいと思っている場合(Aさんとする)

Aさんは他の人に対してギターの弾き方を教えたいと思っているが、前述したように高品質なコンテンツが至るところに転がっているため、ほとんどの人は見向きもしない。

それどころか、Aさんが作成したコンテンツに対して、”名人様”が現れて、批判をして帰っていく。こういったことも往々にしてあり得る話だ。

この状態は本当にもったいないことだと思う。ただただAさんのやる気をそぐだけで何も生まれない。

そこで本当に安い値段でもいいので、有料のコミュニティーを作ってみるのはどうだろう。

営利目的のコミュニティーであれば、利益のことを考えて高い値段を設定するが、

ただの趣味なので、コミュニティー運営費のみ徴収するなどの名目で、月100円とかでやってもいいかもしれない。

こうするとAさん自身のことをしっかり見てくれる人や、Aさんが作成したコンテンツを本当に見たい人だけが来て、切磋琢磨できる環境が作れるのではないかと思う。

課金のハードル

年々オンライン上で課金するハードルが下がっているように思える。

アプリに課金したり、サブスクに課金したり、いろんな場面でネット上で決済する場合が増えている。

なので、簡単に決済できる方法さえあれば、コミュニティー運営は以外と簡単なのかもしれない。

クローズドで無料なコミュニティーとの違い

課金性ではなく、単にクローズドなコミュニティーを作れば良いのでは?とここまで来て思い始めてきた。

クローズドなコミュニティーの場合、誘う人が必要だ。誘う人と誘われる人の信頼関係がある程度あってコミュニティーに入れるものだと思う。

一方で先ほど述べた課金性のコミュニティーの場合は、誘ってもいいけれども、向こうから来る人を拒まないと言う特徴があるのではないか。

そういう意味ではちょっと性質が違う。身内のみでクローズドなコミュニティーを作成するのもありだと思うが、知らない人も入ってこれるようなコミュニティーを良い感じに運用していくには、本当に安い金額で課金制にすると言うのもありだと思った。